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• 60歳から年金がもらえる
• 65歳からもらう人にくらべ60歳からもらった人は76歳8か月までは年金総額が多くなる。

反面

• 年金が一生0.5％減額される
• 60歳から受給した場合、65歳からの受給にくらべ5年＝60か月分３０％減額
• 障害基礎年金の請求ができなくなる＊☜これが大事！
• 寡婦年金が支給されない

＊後遺障害をカバーする年金で、ペースメーカー、人工透析、けがに限らず精神疾患やがんなどの病気による障害も対象となる。

3人に１人が繰上げ支給を請求しているとか。

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【繰り下げ支給・70歳からとすると】

42％増額・0.７％×繰り下げた月数　65歳からの受給にくらべ5年＝60か月分増額

本来の年金が月額２０万円として、５年繰り下げれば４２％増額で２８万４，０００円を生涯受け取り続けることができる。

「繰り下げ」を選択する人は受給者全体の１％程度にすぎないが、６５歳受給開始の場合と比較すると９０歳まで生きれば約８００万円受給額が多くなる。

（７０歳の受給前に本人が死亡しても、６５歳から受け取るはずだった本来の支給額を遺族が『未支給年金』として請求できる）

70歳での受給開始から11年10ヶ月すると、つまり81歳10ヶ月になると65歳から受給してきた人の累計額に追いつくことになる。

 

しかし、平均寿命がどうであれ自分が何歳まで生きるのかわからない中での選択はどんなもんでしょう？60歳からもらって、65歳で亡くなる、70歳に繰り下げ、69歳で亡くなる、、、、